以前から私のブログ内に登場している決め台詞
「オトクなことは面倒なんです」
に通じる新しい言葉に出会いました。
「ものぐさコスト」
です。
ものぐさとは=面倒くさがること
勝間和代 さんが発信している言葉です。(勝間さんは仕事や家事の効率化、経済、男女共同参画、ITの使いこなしなど幅広い分野で著書があり、またメディアでの発信もされています)
勝間さんが「ものぐさ」だと余計にかかるコストとして挙げていたものが、
おもしろかったのでご紹介します。
1.手作り料理のものぐさ
=料理を作るのを面倒がると外食が増えたり、中食(出来合いのお惣菜を自宅で食べる)が増えたりします。
結果① 食費が増える。直接的なお金のコスト高。これはわかりやすいですが
・・・それだけではありませんでした。
結果② 健康維持が難しくなることによるコスト高。外食や中食はカロリーが高くなりがちで太る傾向になります。
そこで間接的にかかる費用
⇒医療費がかかる。
⇒太ると衣料を買い替える必要が出てくる。
⇒動くのがおっくうになり、車移動が増えて駐車場料金やガソリン代がかかる。
・・・もう、芋づる式です。
2.果物選び
ものぐさだと、包丁を使って皮をむいたり切ったり、食べるまでに手間がかかるものを避けがち。
結果① 食べるのが簡単な果物は高カロリーの傾向にあり、太るかも。(これはきちんとした裏付けはありません。)
結果②手を動かすことは脳の前頭葉を活性化させることにつながるため
手を使うことにものぐさになると、短期的な欲望に負ける脳になってしまう
=手を動かすことは脳トレになります。
3.調味料選び
調味料がすでに調合されたものを買っていませんか?=ものぐさ 例えば「回鍋肉のもと」のような「もと」は原材料名を見ればいつも使っている基本の調味料からできています。余計な調味料を買ってコスト高。
さらに
ものぐさを避けて、自分でできることは自分でしていくことで、スキルが増えます。
スキルが増えれば費用を下げることもできるし、収入を上げることにも繋がるとも言っていました。
要するに何事も
💦めんどうくさがるな💦 ということですね。✨
ただ、逆の見方もできるのが難しいところ。
ものぐさはバランスだとも言っていました。
・・・そうなのです。
効率性と「ものぐさ」は背中合わせかもしれません。
例えば、リビングに出しっぱなしのエクササイズ用品。
片付けることを面倒くさがっているようにも見えますが、
実は見えるところに置いて、すき間時間を一瞬たりとも無駄にせず
とりかかれるように出しっぱなしにしている場合もあります。
他にも、都心なら自転車の移動は運動になり、交通費の削減にもなり、 更に車での移動より時間の短縮にもなるという、いいことづくめですが
交通渋滞の無い地方であれば、タクシーや自家用車を持つ費用をかけてでも 時間短縮を優先した方がトータルで見て利益につながる場合もあります。
どちらの見方がその場にふさわしいか
見極めることが必要なようです。
・・・理由が「ものぐさ」でなく「効率的」かどうかを意識することが大事
直接お金の節約をするだけではなく
日々の暮らしの「ものぐさコスト」をなくしていくことが
結果、健康維持やお金が貯まる体質に繋がるのではないかというお話でした。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
取り上げてほしい話題があれば、ぜひリクエストしてください。
お待ちしております。
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