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  • 執筆者の写真洋子 小峯

第177号 わが子にすべて任せます

4月5日

長男の大学入学式でした。


冷たい雨が降る中、

桜を背景に撮った写真は

残念ながら、傘をさす姿になってしまいました。

🌸☔


学生達と保護者は別々の会場になっており、

保護者側は映像中継でした。

コロナ禍以降こうした機会が増えたおかげでしょうか。

カメラワークもとても見やすく、音声もくっきり。

別会場とはいえ

入学式の厳かな雰囲気を味わうことができました。


さて、ここからは、入学までのお金の話。


わが家のライフプラン中、

長男の大学学費は

「私立、一人暮らし」で見込んでいました。

しかし、実際には

「国立、自宅から(それも自転車で通える)」になりました。


さらに推薦入試で合格できたので、

✅私立受験費用

✅戻ってこないすべり止め入学金

もなく、費用的にかなりの親孝行。💰

(この2つの✅項目合計で 平均30~50万と言われています)


参考:日本学生支援機構 高校教員向け「進学マネー・ハンドブック」https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/document/__icsFiles/afieldfile/2024/04/01/money_handbook2024.pdf



本人の日頃の努力があってこその

🌸合格🌸なのは

もちろんなのですが

家族で一緒に「思い描いた未来に向けて計画した」から

実現した という側面も

あると思っています。

『人生、計画した通りにいかないもんなのよ』

そうかもしれません。しかし

『計画もしないで実現する未来はない』

のも確か。描きもしない未来に続く道は、見えるわけがないですから。


だから、

まるで実現したかのように、空想の世界で思い描くことは

大切だと思うのです。


高校選びの時、中3から、その計画は始まりました。


👆公立高校で学費をおさえたら、1年間の高校留学費用を捻出できるよ  


⇒👆留学する!この経験は、日本の大学の推薦入試に活かせるはず

⇒👆海外の大学に行きたいと思ったら 奨学金情報を現地で得てくること!


👆日本に帰ると決めた ⇒ 何を学びたいの?!志望校は?

⇒ AC入試(AO入試)は準備不足で無理だ💦 ⇒ 学校推薦型選抜(公募制)ならいけるかも?💛


こんな感じで進んできました。


ここはマネーブログなので

受験方法については詳しく触れませんが

いわゆる「推薦入試」に対して

「スポーツができるとか、成績が突出して良いとか 特別な人が使う入試なんでしょ?」というイメージをお持ちでしたら、ぜひアップデートしてください。

知らなきゃ損!です。

先日、同じ年頃のお子さんがいるママに

「国立大学に推薦があるの?」と質問されて、

大学受験の変化は、まだまだ一般的に知られていないのだと

感じました。

参考:ベネッセ マナビジョン2025年度学校推薦型選抜の仕組み



さて、タイトルにある

<すべて「任せた」>ものは?

合格が決まってから、お金の家族会議をしました。

入学金、大学に支払う学費、教材費、医療、衣服、学校活動費

車の運転免許、生活費、おこづかいはあるのか?等々

どこまで親が出して、

何を自分でやりくりするのか。

 

その結果、学費(入学金、年間授業料)以外は、

自分でやりくりしてもらうことにしました。

その資金として、ジュニアNISAで貯めてあったお金を

すべて子どもに任せることにしました。

足りなければ、自力で生み出す。


一昨年の息子18歳の誕生日に、

ジュニアNISA口座は成人用の一般NISA口座(旧NISA)になって、

すでに本人のものになっていました。

ここからは、名実ともに自分で管理するようにと

私が管理していた口座情報を

すべて渡しました。


✅小学生からおこづかい制

✅中学生で投資体験

✅高校で留学中の生活費管理

鍛えて上げてきた(はず)のお金と向き合う力を

ここから発揮できるでしょうか?!


お金を任せたついでに

家事もある程度任せたいところですが、

あいかわらず、ごはん、洗濯は親任せ💦


子どもがいてくれるのは、にぎやかで楽しいと思う気持ちと

いつまでも親に甘えているのではないぞ!と思う気持ちが交錯します。

あと数年は自宅から通うようなので

一緒に暮らせる時間を楽しめたらいいなと思っています。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

小峯洋子



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