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執筆者の写真洋子 小峯

第178号 「お金を大切にする」の違和感

図書館に足を運んだら、テーマ特集コーナーに

「新しいお金の顔」の文字。


7月3日に新紙幣が発行されます

  • 壱万円札  渋沢栄一

  • 五千円札  津田梅子

  • 千円札   北里柴三郎

 3人に関連する本がずらりと並んでいました。



日本経済の風向きが変わってきたと感じる2024年に

それを象徴するかのような新しい紙幣の発行は、ドラマチックな気がします。

さらに、渋沢栄一は日本資本主義の父、日本経済の父など とよばれる存在ですから

壱万円の顔としてぴったり!ですよね。

このコーナーには3人にまつわる本だけでなく

「お金」について様々な本が揃えてありました。

初めて見る書籍もあり、どれもおもしろそうです。


さて、私はお金の話をするときに、

一般的によく使われているけど

私自身は「使わない」ようにしている言葉があります。


それは

「大切なお金」とか「お金を大切にしよう」などというフレーズです。


この言葉の裏には、

「(お父さんお母さんが働いて稼いできた)大切なお金」

などという意味が含まれているはずですが、

それを加味したとしても、どうも違和感があるのです。


大切なのはお金なのか?

愛が大事とか

世の中金じゃないとか

そういうことではなく、

なんかちがう・・・。


ただ、この違和感に納得解をくれる本がありました。

 

✅「論語とそろばん」渋沢栄一(現代語訳)

✅「お金のむこうに人がいる」田内学


同じく田内学さんの✅「きみのお金はだれのため」

話題になっています。


テクニックとか、ハウツーではなく

時代を超えて

お金のとらえ方の原理原則を感じられる点が

私に納得解をくれたのかもしれません。


原理原則といえば

『7つの習慣』

物事をどうとらえるか

どんな場面でも必ずヒントがみつかると

ビジネスマンの間で

繰り返し読みたい本として、

書籍ランキングには必ずと言っていいほど

上位に顔を出します。



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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

小峯洋子



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