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  • 執筆者の写真洋子 小峯

第143号 お金を ポジティブに表現していますか?

更新日:2023年8月16日


私は「お金の習慣と7つの習慣」

と掲げて、

ファイナンシャルプランナーの顔と

もう一つ


「7つの習慣J®」オンラインのファシリテーターという顔も持っています。


ビジネス書ランキングや読み返したい書籍ランキングなどには

必ず上位に入るベストセラー「7つの習慣®」を基にした

子ども達向けのプログラムです。



このプログラムの中に

「言葉の力」を扱う単元があります。


ある学校の2つのクラスの話が出てきます。

Aクラスは「すごいね!」「上手だね」「できるよ!」

Bクラスは「ぜんぜんだめ」「下手だな」「できないの?」

日々の声かけ、言葉遣いが、極端に違うと想定します。


「AとB どちらのクラスの子ども達の方が勉強ができるようになると思う?」


こんな問題です。


「自分ならどちらのクラスに入りたい?」というように

質問を少し変えることもあります。


この質問に対して、子ども達の回答はどちらが多いと思いますか?

皆さんはどちらでしょうか?


ファシリテーターをしている側からすれば

これはAと答えて然るべきという想定なのです。

少しでも子育て本を読んだことがある人なら

自分は普段どう子どもに声掛けをしているかは、横に置いて(笑)

Aのほうが良いであろうと答えそうです。


では当の子ども達は?


Bに手を挙げた子が圧倒的に多いのです。

理由は?と聞くと

Aは厳しさが足りないから とか

Bのほうが負けん気でやる気が出そう

といった意見が返ってきました。


絶対の答えはないので、そのほうが自分はやる気が出るんだというのなら

そうかもしれません。

ただ、私の推測では

子供自身の実感というよりは、

大人の口からその方がいいと聞くことが多いではないかと。


しかし、私は「Aのほうが子ども達は伸びるんだよ」という話に

展開したいわけで・・・その苦労ったら(笑)💦

子ども達は素直なので、授業後の感想では

「こんどからはポジティブな言葉を使うようにしたいと思います!」

と、受け止めてくれてホッとします。


お金に対するパラダイムも

似たようなところがあります。


A:今日は、〇〇を買うために来たから、予定と違うものは買わないよ(^_-)-☆

B:お財布の中にお金が無いから今日は買えないよ。(´;ω;`)


小さな子供に我慢を覚えさせようと掛ける言葉です。

子供の教育のため、と思う目的は同じでも、

言い方次第で印象はだいぶ変わります。

「いくらでもお金はあるから使っていいよ」 と

楽観的、能天気な「ポジティブ」とは違います。


並べれば、どちらのほうが、お金をポジティブにとらえられるか

逆説的に言うとネガティブにならないか は、想像がつくと思います。

ついつい、否定を重ねる表現を使っていないでしょうか?

潜在意識に日々積み重ねられる言葉の力は

ちりつも

大きいですよ!


毎年この時期、日本の夏と言えば高校野球。

スポーツの世界でも、選手への言葉かけは

研究が進み、やはり重要視されています。


駅伝青学の原監督も「笑うこと」「楽しむこと」を重要視していましたが

今年の高校野球ではマウンドで笑顔の投手がいて

ちょっと前なら「白い歯を見せるな!くいしばれ!なにわらってんだ~(# ゚Д゚)📣」

と言われていただろうな。。などと思いを巡らせました。


お金をポジティブにとらえる

「教育ファースト」のイベント 開催中です。



1.キッズ・マネー・ステーション のイベント

👆私も所属している団体です


< 金融サミット>

8月19日(土)8月20日(日)東京会場

8月27日(日)大阪会場

9月3日(日)福岡会場

詳しくは


サミット参加はお子様、学生は無料です.


私はサミットではなく

夏休み開催の親子講座を担当しています。

17日(木)稲毛と西船橋の会場です。

ポジティブ語シャワーでお金のお話をしていきます。


✅キッズ・マネー・ステーション 金融サミット&親子マネー講座のページへ ⇒


今回も最後までお読みいただきありがとうございました!


小峯洋子


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