top of page
執筆者の写真洋子 小峯

第159号 大学の入試制度とお金の関係

更新日:2023年12月16日

長男が第1志望の大学から

合格をいただくことができました。

この時期に決まるということは推薦入試なのですが

大学入試の選抜方法が大きく様変わりしているそうです。


私は過去の制度からの遍歴には詳しくないですが

うちの子の受験に関係するここ1~2年の

変化や制度については、ずいぶん調べて

お金の計画も含めて作戦を練りました。

特に推薦入試に関しては、

情報戦かも?と感じました。


一般的に私たち親世代のもつ「推薦」のイメージは

一部の成績優秀な人や、スポーツや学外活動でトップレベルの人達が

受けるもの、ではないでしょうか?


今は?


「推薦」で大学に入学する人の割合は

私立大学で半数以上、国公立でも半数に近い割合になっています。


参考:文科省「大学入学者選抜の実態の把握及び分析等に関する調査研究」

21ページ~が参考になります


この傾向を見ると、どの家庭でも推薦入試は

計画に入れる必要があり

教育費の準備スケジュールにも影響してくると考えられます。


推薦入試が行われて合否がでる時期、

高校3年の11月~12月に

✅受験地への交通費や宿泊費

✅合格後の入学金等の支払いのためのまとまったお金

が準備できるようにしておくこと!


例えば

✅学資保険の満期の設定をいつにするのか、

✅不足しそうなことがわかっているなら

教育ローンの比較検討を夏頃には始める

(奨学金は入学前には貸与されません)

✅ボーナス払いは控えておく

など、関わってくることが色々ありそうです。


ジュニアNISAで教育費を準備していたが、

推薦で合格したときのことを考えてなかった~。

12月にお金が必要になって、売却しようとしたら、

値下がりしていて、売るにうれなくて。。。 


なんて話も聞いたことがあります。

 ・・・この事例は、スケジュールだけの問題ではないですが・・・



推薦入試は 合う、合わないはあると思いますが、

子どもにとって比較的負担が少なくてすむ

(早めに入れるところを選ぶというのではなく、推薦なら自分を活かせる!

共通テストでは手が届かなそうなランクでも選べる!という意味で)

受験方法だと思いますので

とことん調べることをおすすめします!



早めに、自分の学びたい大学を探し、成績はもちろん

中学、高校でその学部に合う課外活動で実績を残していけば

総合型推薦で、アピール!が可能です。



うちの長男、早速これから 車の運転免許を

取りに行きたいそうで。。。


「私立の受験料浮いたから、出してもらえる?」


と。FPの息子 いいところに気が付いた。(^^;)


その通りです

滑り止め含めて何校も受験しなくてすんだので

受験料や、交通費等々も浮きました。('◇')ゞ

推薦入試が子どもだけでなく、親の財布にとってもありがたく

今後主流になっていくであろう未来を感じました。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました

小峯洋子








 

Comments


bottom of page