物価上昇の話題が絶えません。
日銀が10年かけても
思うように達成できなかった2%の物価上昇目標は
ここ3か月程度、意図しない要因で
あれよあれよと実現しつつあります。
ところで、
デフレといわれていたちょっと前までの日本にあって
順調に値をあげてきたものもあります。
その中の一つが
大学の学費です。
出典:文部科学省 国立大学と私立大学の授業料等の推移
この資料には昭和50年から平成29年までの入学金と授業料の推移が載っています。
これを見ると
\国立大学なら安いよね/
と祖父母世代が言う感覚もわかります。
とはいえ、当時の貨幣価値からすると激安というわけでもありません。
昭和51年のサラリーマンの平均月収は10万円程度だったようです。
上記の授業料の推移表を眺めていると、
ちょっとしたストーリーができあがりました。
昭和51年に小学校に入学した子どもの大学進学ために貯蓄計画を立てました。
「国立に入ってくれれば授業料と入学金で15万円、私立は35万見積もれば大丈夫だな」と。💰
時は流れて、平成2年。いよいよ大学進学の年です。
なんと💦 授業料と入学金で 国立大学¥545,600 私立大学¥882,089
「いつのまに大学の授業料ってこんなに上がってたの?
ぜんぜんたりない~💦」 となってしまったとさ。
私の進学ストーリーは、この例とほぼ同時期です。
私の進学時の学費のことを、後々両親に聞いたときには
「ちょうど満期の貯金があって助かったわ」と
言われました。
私がうら若き頃は
半年複利6%なんていう元本保証商品も・・・
\あったんです!! /😲
ここで、昔は良かったという話をしたいのではありません。
今~未来に置き換えてみましょう!
今~未来 物価が上がるのであれば
教育費はどう準備するのか?
連動して価値があがっていくものや
物価上昇率以上の金利(と同様の役目を果たすもの)が付くもので
資産を持っていないと、
数字は変わらずとも
\目減り/してしまうということになります。
さっきのストーリーと
今~未来 に 同じようなことが起きるかも?
そう予測できますよね。
インフレが進むというのに
賃金の伸びは追い付いていないですから
もう親の力だけで大学まで行かせようとするのは
無理~と言って当然な状況になっていると言っていいでしょう。
そこで利用したいのは奨学金です。
💧子どもに借金なんて・・・
💧返済に苦しむ話を聞いているわよ・・
・・しかし使い方次第!
私は多くの人が直面する 「貸与型」奨学金を
上手に使う方法や
「給付型」=もらえる学費 について
私はセミナーでお伝えしたり、ご相談を受けたりしています。
ここにきて、もしインフレが進むなら
加えたいストーリーがあります。
借りる奨学金「貸与型」を利用したとしても、
将来
「昔は高額な借り入れだと感じたけど 今となっては大した金額ではなくなったね~」
となるかもしれません!
もちろん借り入れを甘く考えてはいけません。
しつこいですが、インフレが進むなら、です。
岸田首相も 教育費はどうにかせにゃあかんと
提案していますので、これからを期待します!
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\現在高3のお子様がいるご家庭!/
高校で日本学生支援機構(国の奨学金)の
申込が始まっている はず です。
締め切りに間に合うように 手続きをしましょう!
予約採用の申し込みは今だけです!
(秋の申し込み<訂正!複数回、申込締め切りを設けることもありますが>、春1回だけの高校も多いです!)
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※申し込んで採用候補者になってもキャンセルできます。
(進学しなければ自動的にキャンセル。学費が足りる見込みが立ち利用しなくてもOKとなれば、進学後の手続きをしないことで自動的にキャンセル)
受験の時期に家計が急変して学費が心配!なんてことが起きないとも限りません。
お金の心配で肝心の勉強に身が入らないなんてことが起きないように
「国の奨学金」で学費の確保をしておきましょう。
もらえる奨学金「給付型」を受けられる人の範囲が広がっています!金額も増えています。給付型を受けられる要件を満たしている人は、同時に入学金や授業料の減免も受けられます!
もらえる要件を満たしていても、申込手続きをしなかったらもらえません。
情報を逃さないようにしてください!
申込締め切りや手続きの詳細は学校ごとに異なります。
奨学金があるよ!という掲示物だけで、手紙の配布は無し、HP掲載も無し、
親向けの説明会も無し、という学校もあります。
子供向け説明会も希望者のみ参加なので、
「なんだか行きにくいなと思っている間に終わっていた。」
ということもあります。
自分の通う高校の進路指導室や奨学課のドアを 自らたたき
「(通称:JASSO(じゃっそ))日本学生支援機構の奨学金の手続きがしたいです!」と伝えるようにしましょう。
日本学生支援機構
2023年度国内大学等予約採用
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
はっぴーまねープランニング
小峯洋子
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