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執筆者の写真洋子 小峯

第38号 地方移住とデュアルスクール

更新日:2021年7月16日

アメリカメジャーリーグ⚾オールスターゲームの大谷翔平が見たくて 

録画設定を確かめるためにテレビを付けた瞬間

「デュアルスクール」と言う言葉が偶然飛び込んできました。


7月14日放送の NHKあさイチのテーマ

「Withコロナ みんな、どうしてる?都会?郊外?住まいの選択」

を偶然目にしました。



この1年、本当に暮らし方が多様になりました。

家に求める要素も大きく変化し、

🚉駅から近いこと、

🚃都心まで通勤時間が短くて済むことは

家選びの優先順位ではなくなりました。

その大きな要因は在宅勤務の広がりで、さらに地方移住が熱を帯びています。



大人の暮らし方が変化する中で、

「子どもたちの学校🏫をどうするか?」という課題があり

解決する方法として注目されているのが「デュアルスクール」だそうなのです。


このテレビを見た後、文科省のホームページ内を検索しましたが

この言葉は見当たらず。調べていくうちに

「デュアルスクールは株式会社あわえの登録商標です」とみつかりました。

民間の造語ながら、市民権を得つつあるのでしょうか?!




通常、子どもの就学校は、住民票を元に指定されます。

市町村の教育委員会に届け出て区域外就学をすることもありますが

一旦就学した学校を頻繁に変えることはほぼありません。


「デュアルスクール」の説明には

「住民票を異動することなく、地方と住所地の学校の両方で学べる、新しい学校の形」

とあり、

例えば、保護者が移住を前提にお試し移住をする短期間であっても、

移住検討先の公立の小中学校で、子ども達を受け入れる体制が

あるということなのです。


現在コロナ禍もあり、積極的に制度をアピールしているのは徳島県だけのようです。

体験談や、この制度の効果などが紹介されています。



徳島県の現在の取り組みでは、2週間程度でも受け入れているようです。

ワーケーションや、2拠点暮らしをするご家庭のお子様もOK という提案もしています。

山村留学気分で、家族みんなで旅するように暮らす。

学校も行ける! すごい✨!


ただ、いいことばかりではないことは予想できます。

自然豊かな地方で生活することの魅力やあこがれを

聞くことが増えましたが、

 古くからのコミュニティーに合わなかった、とか

 不便さも、完全移住となればそれなりにあった。。など

デメリットも十分考慮しなくてはならないでしょう。


子ども達にとっても同様で長短両面あることは予想されます。

とはいえ、この「新しい学校の形」の取り組みは私の眼👀には

とても魅力的に映りました。


子どもにとって故郷🏔🌊が増え、多様な友達に囲まれることで、

自分自身の価値観を見つめなおすことにも

繋がるかもしれません。


今の学校に適応しにくい なんて場合も、住む土地を変えてみたら

解決できた なんてことも起きるかもしれません。


地方移住とデュアルスクールの効果と活用の広がりに期待して

いきたいと思います。


今週も最後までお読みいただきありがとうございました。

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