本日目にした新聞記事のタイトル
クレカ不正利用率が最悪 昨年被害額、10年で5倍 官民で監視体制 本人認証の強化促す
2024/04/04 日本経済新聞 朝刊 5ページ
記事に載っているグラフは、ここ数年の急激な伸びを表していて
他人事とはもう言えないなという印象です。
「本人認証の強化促す」とありますが
便利さがウリなのに二段階認証などを設定すると
利用するのが面倒になってしまいそう。
私も経験がありますが
手順が面倒だと「買うのや~めた」ってなりがち。
(無駄遣い防止にはいいかもしれません(笑))
だから、ECサイトは手順を少なくしたい。
セキュリティ強化との板挟みかもしれません。
<子ども達にとってのキャッシュレス>
先日私は、「グローバルマネーウィーク」イベントとして
小学生向けに 「キャッシュレス決済」についてのマネー講座を開催しました。
✅目に見える現金が減り
✅目に見えないデータ上のやりとりが大幅に増えている
キャッシュレスは、便利でお得だから普及してきたわけですが
子ども達にはどう見えているのでしょうか?
「ネットで買えばお金がかからない」
と発言したなど、驚きのエピソードを聞いたことがあります。
他にも
「子供のゲーム課金による請求が高額で困る。」という話。
どうして起こるのか?
「子どもが親のクレジットカードをお財布から拝借して使った」
そういう子ども側の悪意による場合もあるかもしれませんが、
「カード情報を機器に記憶させたままにしている」
親側の管理の甘さから起きていることもあるのです。
スマホを持ち始める中高生は要注意です。
中高生はクレジットカードはつくれないはず?と思っていると
フリマアプリや決済アプリサービスに
「後払い」機能があるのです。
良く仕組みがわからないまま
返済期日が過ぎてしまったり、そもそも金利手数料が高かったり
トラブルになりがちなサービスが
中高生を狙っているのです。
親のほうも次々と現れる新手のサービスや
トラブルの予防に 追いつくのが大変です!
<クレジットカードの不正利用から身を守るには?>
不正利用の手口は巧妙化、
フィッシング詐欺メールやSNS通知を見分けるのも
簡単ではないというのが実情のようです。
面倒がらずに、明細をチェックして
いち早く不正に気付くことが、まずは重要。
今はカード会社のアプリで、カード利用後 数日で明細に反映されますし
利用したら、登録のメールに通知が行く機能もあります。
家に置いたままの 使っていないクレジットカードも
外に持ち出していないから、大丈夫とは言えないそうです。
プログラムで、クレジットカード番号を無作為に組み合わせて作って
不正利用ということも起きているそうです。
私も、気をつけないと!と
早速先月分のカード明細の✅をしました。
皆さんも、お気を付けください!
今週も最後までお読みいただきありがとうございました。
はっぴーまねープランニング
小峯洋子
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