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執筆者の写真洋子 小峯

第176号 過去最悪!クレジットカードの不正利用

本日目にした新聞記事のタイトル

クレカ不正利用率が最悪 昨年被害額、10年で5倍 官民で監視体制 本人認証の強化促す

2024/04/04  日本経済新聞 朝刊  5ページ 

 

記事に載っているグラフは、ここ数年の急激な伸びを表していて

他人事とはもう言えないなという印象です。

本人認証の強化促す」とありますが

便利さがウリなのに二段階認証などを設定すると

利用するのが面倒になってしまいそう。

私も経験がありますが

手順が面倒だと「買うのや~めた」ってなりがち。

(無駄遣い防止にはいいかもしれません(笑))

だから、ECサイトは手順を少なくしたい。

セキュリティ強化との板挟みかもしれません。


<子ども達にとってのキャッシュレス>

先日私は、「グローバルマネーウィーク」イベントとして

小学生向けに 「キャッシュレス決済」についてのマネー講座を開催しました。



✅目に見える現金が減り

✅目に見えないデータ上のやりとりが大幅に増えている


キャッシュレスは、便利でお得だから普及してきたわけですが

子ども達にはどう見えているのでしょうか?


「ネットで買えばお金がかからない」

と発言したなど、驚きのエピソードを聞いたことがあります。


他にも

「子供のゲーム課金による請求が高額で困る。」という話。


どうして起こるのか?


「子どもが親のクレジットカードをお財布から拝借して使った」

そういう子ども側の悪意による場合もあるかもしれませんが、

「カード情報を機器に記憶させたままにしている」

親側の管理の甘さから起きていることもあるのです。


スマホを持ち始める中高生は要注意です。

中高生はクレジットカードはつくれないはず?と思っていると

フリマアプリや決済アプリサービスに

「後払い」機能があるのです。

良く仕組みがわからないまま

返済期日が過ぎてしまったり、そもそも金利手数料が高かったり

トラブルになりがちなサービスが

中高生を狙っているのです。


親のほうも次々と現れる新手のサービスや

トラブルの予防に 追いつくのが大変です!


<クレジットカードの不正利用から身を守るには?>


不正利用の手口は巧妙化、

フィッシング詐欺メールやSNS通知を見分けるのも

簡単ではないというのが実情のようです。

面倒がらずに、明細をチェックして

いち早く不正に気付くことが、まずは重要。


今はカード会社のアプリで、カード利用後 数日で明細に反映されますし

利用したら、登録のメールに通知が行く機能もあります。


家に置いたままの 使っていないクレジットカードも

外に持ち出していないから、大丈夫とは言えないそうです。

プログラムで、クレジットカード番号を無作為に組み合わせて作って

不正利用ということも起きているそうです。


私も、気をつけないと!と

早速先月分のカード明細の✅をしました。


皆さんも、お気を付けください!


今週も最後までお読みいただきありがとうございました。


はっぴーまねープランニング

小峯洋子




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