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執筆者の写真洋子 小峯

第67号 デビットカード 不正利用に対する補償

先週66号のブログは「だまされない」と題して

消費者トラブル事例集をご紹介しました。

事例を知れば、自分の身を守ることに

繋がるのではないかと。


しかし残念ながらトラブルにあってしまったら?

最小限に食い止めるには?

補償はあるのか?という視点から


今回は

デビットカードの不正利用の補償を調べてみました。

なぜデビットカード?



うちの未成年の息子に持たせることになったからです。

💦落としたら?

💦盗まれたら?

💦スキミングされたら?


いざという時のことを調べようと思ったわけです。


デビットカードは、日本ではあまり普及していない

キャッシュレス支払方法です。

日本におけるキャッシュレス決済の割合では

デビットカードは2.1%しかありません。

参考資料:⼀般社団法⼈キャッシュレス推進協議会


「デビットカード」は

支払いと同時に、カードに紐づいている銀行の口座から

直接引き落とす即時決済です。

残高が無ければ買えません。よって使いすぎをある程度防げます。

お金の流れもわかりやすいです。


比較して日本のキャッシュレス決済の9割を占める

「クレジットカード」は、

今お金がなくても、引き落とし日までにお金を入れればいい

後払いです。購入した日、締め日、支払日のズレをきちんと管理していないと

使いすぎや支払い不能という事態も招きます。


そうした違いもあり、クレジットカードは基本的に

18歳以上で申し込み可能(高校生は作れません)

デビットカードは高校生も持つことができる とされています。

18歳になる前でも

親元を離れて寮生活に入るときや海外留学をするときなどに

ニーズがあります。

✅ATMが近くになくても

✅コンビニのATMで手数料をかけてまで現金をおろさなくても

✅クレジットカードのVISAカードが使えるお店なら

タッチ決済でお買い物ができます。


前置きが長くなりましたが、肝心の本題です。

補償はあるのか?

結論から言えば

「被害に対する補填があります」

おしなべてクレジットカードの補償と似ているという印象です。

不正や犯罪が起こった原因が

持ち主の重大な過失=ザツに扱って管理不行き届き

持ち主の関係者が起こしたもの には

補填されない。

おおざっぱですが、私なりの要約解釈です。


他、補償限度額や 被害発生の日が何日以内とか

そういった数字も、記憶にとどめておくことにしますが

要するに、早く気付いて連絡しなさい!ってことですね。


今回息子が作ったデビットカードは

GMOあおぞらネット銀行の

Visaデビット付キャッシュカードです。

銀行ごと細かい規定は違う場合がありますので、

ご自身がお持ちのデビットカードの発行金融機関の規約をお確かめください。


実は・・・私はデビットカードを使ったことがありません。

デビットカードが届いて早速、息子に使ってみてもらい、

その感想を聞きました。

開口一番

「銀行の残高に入れておけるのは2万までかな」

とのこと。

??理由は??

”タッチだけだったから。”


タッチ決済のデビットカードは

電子マネーのように

”ピ ”とするだけ 暗証番号の入力は不要。


(2万円というのはあくまで本人の感覚なのですが)

もし落としたら、そのカードで簡単に決済されて

銀行預金が消えてしまうと思ったそうなのです。


デビットカードは、銀行のキャッシュカードと一体になっているものが

ほとんどです。

キャッシュカードとしてATMで使うときは

暗証番号を入力しますが、デビットカード機能を使うときは不要。


知ってるだけと、実体験の感想を聞くのとでは

受ける印象がだいぶ違いました。


なるほどね。。使ったことは無いけれど

私の銀行口座のキャッシュカードも

デビットカード機能が付いてます。



”ぴ ”だけか~。


改めて! 持ち歩くときは

気を引き締めないと!と思った次第です。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。














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