今年の夏休みは、私の所属するキッズ・マネー・ステーションでは
小学生向けに「未来のお金」と題して
キャッシュレスに関するマネー講座をオンラインで開催しました。
全国で活動している講師達が8月中に合計24回実施。
私もそのうち3回を担当しました。
子ども向けのキャッシュレスの講座は2015年から開催しています。
当時はSuicaやPASMOなどの🚈交通系電子マネーを想定した内容でした。
実際に使うところを見たことがあるのは
公共交通機関が発達している
都市部🏢の子どもだけという状況でした。
しかし今では逆に
💰現金で買い物するのを目にすることがほぼ無い💦?!
と言ってもいいような状況にまで
環境が大きく変化しました。
キャッシュレスの中でもお金の管理がしにくいのが
クレジットカードと言えます。
✅コロナ化で非接触が好まれたり
✅政府がキャッシュレス推進をしたりと
クレジットカードの利用は、ほぼどの年代でも
増加📈したというデータが
総務省の家計調査に現れました。
その中でも、増加率が大きかったのが
34歳以下の若者世代です。
キャッシュレスの難点は何といっても、減るのが見えにくいこと
お金の「量」を感じにくいことだと思います。
「数字」という記号は変化しますが
「量」が減る感覚はキャッシュレスではなかなか得にくいと言えます。
その中でも特にクレジットカードは
買い物をしたときと
実際に自分が支払うタイミングがずれる
「後払い」がくせものです。
クレジットカードは大人しか作れないから 小学生にまだ教えなくていいでしょう?
という声も聞こえそうですが
第39回ブログ「未成年も後払いできる」で触れたように
新しい「後払い」キャッシュレスが生まれています。
それも、大人より子供が先に知るような方法が・・・
クレジットカードは使いすぎるから、 作らなければいい!
これでは根本の解決になりません。
事故を起こすと困るから車の運転はやめる?
いえいえ、安全運転を心がけて乗りますよね。
落ちると危ないから、うんていは撤去?
いえいえ、正しい遊び方をすれば、健全な遊具です。
仕組みを知って、上手に使えば
キャッシュレスは現金よりも便利でお得な支払方法ですから。
ペーパレス化の流れで、
クレジットカードの利用明細がメールやアプリに切り替わっています。
銀行でも今後の新規開設の口座は通帳を有料にするというので
こちらもネットで確かめる人が増えそうです。
自分から積極的に利用情報を取りにいかないと
支払いの管理をするのが難しくなってきています。
かくいう私自身も紙の明細のころは届いてすぐに内容に目を通していたのに
メールやアプリにしてからは、後回しにしがちになっています。
そしていつの間にか次の月の明細が届いて
「もう1か月たったの?💦」と思うこともしばしば。
管理がおろそかになりがちなことを実感しています。
改めて!利用履歴をしっかり管理して
返済の遅延や不履行が起きないように
注意するようにしましょう!
自戒を込めて・・・
そしてお子様に対しても。
子どもの前でキャッシュレスを利用するときは
「今買ったからお金減ったね」とあえて伝えてみてください。
打ち出の小槌じゃないんだよ と。
子どもの目には「ただで手に入れられる」と映っているかもしれません。
実際、そう子供に言われた というエピソードを語ってくれた人もいます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
Comments