今週、初めてお目にかかった言葉がありました。
「ブラケットクリープ」
インフレで物価や賃金の伸びを上回るペースで所得税収が増す現象を指す。
言葉だそうです。
この現象を自分の身に降りかかる現象にすると
お給料が増えたはずなのに、手取りが大して増えない~
ということになります。
この言葉の解説を見て
単純に給料があがった~(^o^)やった~とはいかないんだなと気付かされました。
所得税を算出するための税率は所得が多いほど高くなります。
それも、緩やかに比例するわけではなく、
〇円~〇円の範囲は〇% という方式なので
その境目を超えたら所得税が急に増える ということが起きるわけです。
「インフレに合わせて税制も見直さないといびつになるんだな~」
「制度は後追いになるんだな~」 と感じました。
他に、連想したことがあります。
✅児童手当の所得制限
✅高校無償化の所得制限
✅奨学金の所得制限
私は日ごろ、子どもとお金に関することに注力しているので
これらがまず頭に浮かびました。
他にも、税金とくれば社会保険料 等々・・・洗い出したら沢山ありそうです。
給与が上がる! のは、もちろん歓迎ですが
生活実感はマイナス! にならないよう、
また、恩恵の大きな支援制度や給付が受けられなくならないよう
「ブラケットクリープ」や「様々な制度の壁」を
気にかけておく必要がありそうです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
小峯洋子
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