先週末は敬老の日の三連休でしたね。
そのまん中17日に、私は東京国際フォーラムで開催されていた
「第19回 ふるさと回帰フェア」 に足を運びました。
「日本最大級の全国移住マッチングイベント」という
サブタイトルです。
年に1回のイベントで19回目とは!
コロナでリモートが根付いたから、地方移住が熱いのかと思っていたら
以前からじわじわ盛り上がってきての
今なんですね。
\
??移住したいの??
/
私は今のところそのつもりはありません。
今住んでいる地域は、適度に自然が豊かで適度に便利、
気に入っています。
とはいえ、こういうイベントに足を運ぶと
地域ごとにそれぞれ独自の魅力があるもので
知らなきゃ比較もできないなと
感じました。
私が会場に足を運んだ目的は
人口流出を食い止め、増加させるための
自治体の取り組みと成果を調べることでした。
ネットでも調べられますが、
リアルにその土地の人達と話してみるのもいいかな~と
思ったんですよね。
会場は若いファミリー、年配夫婦、 私のように一人でふらりと来ている人
様々でしたが、なかなかの活況で
人気のある自治体は相談待ちの椅子が満席になっていました。
どんな市が人気なの?
✅都市部にもアクセスが良くてほどよい自然がある
✅病院や教育施設が充実している。あるいは困らない。
✅災害が少ない
この3つはお話を聞いた自治体共通で「良いところアピール」に出てきたり
整備にも力をいれていることを強調したりされました。
実際の移住体験者からも話が聞けましたが
こちらは、まず上の3点よりも
「ここの〇〇に惚れ込んだから」
を語ってくれました。それは大自然だったり、人柄だったり
変わったところでは「馬がいる保育園」だったりと、奇跡のマッチングが
起きているような話も聞けました。
お金の支援が気になる?
今、東京圏から地方への移住は「地方創生移住支援事業」という
国が主導して行う補助金事業があります。
💰移住支援金
単身:60万円
世帯:100万円 18歳未満の子供がいる世帯は加算
💰起業支援金
起業等のための伴走支援と事業費への助成(最大200万円)
両方あわせれば 最大300万円 単身:最大260万円 💰
それとは別に自治体独自で設けている
魅力的な取り組みについても諸々説明を受けました。
いくつか紹介しますと
・医療費 18歳まで無料か少額(数百円)負担で済む(つくば市もこれ)
・小中学校の給食費無料(いいですね~)
・おむつ補助(赤ちゃん用、大人用 いずれも存在するが、子育て層向けの例だと1歳6か月未満の子どもがいる世帯に最大5万2千円分の補助券)
・0~2歳児の保育料無料(世帯年収にかかわらず)
・住宅購入費補助(例:新しい家の購入で60万円、空き家の購入で80万円
・賃貸住宅の補助(例:初期費用として20万円 子ども一人につき10万円加算)
・引っ越しに伴う家具や車の購入費補助(20万円 子ども一人につき10万円加算)
移住に伴う金銭的なハードルを下げ
今いる住民にとってもありがたい様々な制度が設けられています。
日々の生活費も、都市部よりは地方のほうが
家賃も食費もかからなそうなのは想像できて・・・
とはいえ、きちんとした仕事が無いと暮らし続けていけません。
リモートで仕事ができる人ばかりではないですから。
ということで、職探しや起業の手厚いサポートを
アピールしている自治体もありました。
特に医療関係者などの不足しがちな職種の方の移住には
プラスして別の制度がある なんて地域もありました。
この場はマネーブログなのでお金の支援を紹介しましたが
本当に移住を検討するなら、やはり
自分の価値観に合っているかの方が大事ですよね。
いいところアピールには目移りして
ワクワクしまいますが
悪いところは語られないので、
デメリットにも目を向ける必要があります。
個人的には
淡路島の南あわじ市が印象に残りました。
海はあれども瀬戸内海だから津波の心配はない。
リゾートの雰囲気があり、程よく便利な都会・・らしいです。
まずは旅やサブスク家賃サービスなどを利用して行ってみたいですし、
多拠点暮らしもいいかな~
なんて、選択肢が一気に広がった思いがしました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
小峯洋子
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