top of page
執筆者の写真洋子 小峯

第149号 日本の魅力再発見「ふるさと回帰フェア」 に行ってきました。

先週末は敬老の日の三連休でしたね。

そのまん中17日に、私は東京国際フォーラムで開催されていた

「第19回 ふるさと回帰フェア」 に足を運びました。

「日本最大級の全国移住マッチングイベント」という

サブタイトルです。



年に1回のイベントで19回目とは!

コロナでリモートが根付いたから、地方移住が熱いのかと思っていたら

以前からじわじわ盛り上がってきての

今なんですね。


??移住したいの??


私は今のところそのつもりはありません。

今住んでいる地域は、適度に自然が豊かで適度に便利、

気に入っています。

とはいえ、こういうイベントに足を運ぶと

地域ごとにそれぞれ独自の魅力があるもので

知らなきゃ比較もできないなと

感じました。



私が会場に足を運んだ目的は

人口流出を食い止め、増加させるための

自治体の取り組みと成果を調べることでした。


ネットでも調べられますが、

リアルにその土地の人達と話してみるのもいいかな~と

思ったんですよね。


会場は若いファミリー、年配夫婦、 私のように一人でふらりと来ている人

様々でしたが、なかなかの活況で

人気のある自治体は相談待ちの椅子が満席になっていました。



どんな市が人気なの?

✅都市部にもアクセスが良くてほどよい自然がある

✅病院や教育施設が充実している。あるいは困らない。

✅災害が少ない

この3つはお話を聞いた自治体共通で「良いところアピール」に出てきたり

整備にも力をいれていることを強調したりされました。


実際の移住体験者からも話が聞けましたが

こちらは、まず上の3点よりも

「ここの〇〇に惚れ込んだから」

を語ってくれました。それは大自然だったり、人柄だったり

変わったところでは「馬がいる保育園」だったりと、奇跡のマッチングが

起きているような話も聞けました。


お金の支援が気になる?

今、東京圏から地方への移住「地方創生移住支援事業」という

国が主導して行う補助金事業があります。


💰移住支援金

単身:60万円

世帯:100万円 18歳未満の子供がいる世帯は加算


💰起業支援金

起業等のための伴走支援と事業費への助成(最大200万円)


両方あわせれば 最大300万円 単身:最大260万円 💰



それとは別に自治体独自で設けている

魅力的な取り組みについても諸々説明を受けました。


いくつか紹介しますと

医療費 18歳まで無料か少額(数百円)負担で済む(つくば市もこれ)

・小中学校の給食費無料(いいですね~)

おむつ補助(赤ちゃん用、大人用 いずれも存在するが、子育て層向けの例だと1歳6か月未満の子どもがいる世帯に最大5万2千円分の補助券)

・0~2歳児の保育料無料(世帯年収にかかわらず)

住宅購入費補助(例:新しい家の購入で60万円、空き家の購入で80万円

賃貸住宅の補助(例:初期費用として20万円 子ども一人につき10万円加算)

引っ越しに伴う家具や車の購入費補助(20万円 子ども一人につき10万円加算)


移住に伴う金銭的なハードルを下げ

今いる住民にとってもありがたい様々な制度が設けられています。


日々の生活費も、都市部よりは地方のほうが

家賃も食費もかからなそうなのは想像できて・・・

とはいえ、きちんとした仕事が無いと暮らし続けていけません。

リモートで仕事ができる人ばかりではないですから。

ということで、職探しや起業の手厚いサポートを

アピールしている自治体もありました。


特に医療関係者などの不足しがちな職種の方の移住には

プラスして別の制度がある なんて地域もありました。



この場はマネーブログなのでお金の支援を紹介しましたが

本当に移住を検討するなら、やはり

自分の価値観に合っているかの方が大事ですよね。


いいところアピールには目移りして

ワクワクしまいますが

悪いところは語られないので、

デメリットにも目を向ける必要があります。


個人的には

淡路島の南あわじ市が印象に残りました。

海はあれども瀬戸内海だから津波の心配はない。

リゾートの雰囲気があり、程よく便利な都会・・らしいです。


まずは旅やサブスク家賃サービスなどを利用して行ってみたいですし、

多拠点暮らしもいいかな~

なんて、選択肢が一気に広がった思いがしました。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


小峯洋子



Comments


bottom of page