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執筆者の写真洋子 小峯

第109号 損益通算できないの?

更新日:2022年12月25日



NISAとは少額投資非課税制度のことで

2014年1月にスタートしました。



ことあるごとに

「貯蓄から投資へ」

「貯蓄から資産形成へ」等々

アナウンスされてきましたし、

途中つみたてNISAも誕生し、少しずつ浸透してきた感がありました。


最近このNISA制度を拡充することが報道され

「資産所得倍増計画」という文字とともによく見るようになりました。

とは言っても、興味があるから私の目に留まるだけかもしれませんが。


本来投資で得た利益には税金がかかりますが

NISA口座内で行った投資で得た利益からは、

税金を引かれずに済みます

税率は利益に対して約20%なので、その優遇は大きいです。


2024年にこのNISA制度の変更が行われる予定です。

変更内容について報道はされていますが、まだ決定ではありません。

今までも頻繁に改正案が浮上しては変更になった経緯もあります。


そのため現在「NISA」と検索で出てくるサイトの中には

今回の変更内容より前に公表されていた

別の変更案が抽出されてしまうことが多いです。

記事が最新であるかどうかを確かめるようにしてください。


目安は2022年12月16日以降に書かれたものかどうかどうかです。


なにしろ親分ともいえる金融庁のHPもまだ文字のみの状態です(2022年12月23日時点)

出典:金融庁NISA特設ウェブサイト>NISAとは?>新しいNISA


各証券会社のHPも、12月16日に発表された今回の制度変更については

まだ追いついていない様子です。


追いついていると確認できました。楽天証券👇


2024年からの新NISA制度について (2022年12月16日掲載)



ところで、税金の〆は年末です。

NISAに限らず、株の取引きの〆は

年末最終取引日 取引時間内です。

各種NISA口座では、年間投資可能枠を使い切るかどうかや、

現行の一般NISAであればロールオーバーをどうするかなど

年末ならではの作業があります。


その中の一つに「損益通算」という考え方があります。

投資では儲かるばかりでなく損失が出ることもあります。

NISAではない口座(特定口座、一般口座)内の取引で起きた損失は、

利益と損失を通算することができ

損失も、いい方は変ですが、役立てることができます。


しかしNISA口座内の損はそれができません。


先日、夫がそれを知らなかったことが判明。


特定口座内の含み益を

NISA内の損失と通算する話が出たので

「できないよ」と私が告げると

ショックを受けていました。。


投資に一歩踏み出せない要因の一つが損失への恐怖ではないかと思うので

NISA内の損失を特定口座や一般口座の利益との「通算」ができるようになれば、

せめてもの救いになるのでは?と思っています。

2024年の変更内容に「損益通算できる」という文字が入ったら

。。。いいな。。。



我が家の残念を暴露するような内容になってしまいましたが

そんなことがあっても、

投資はしてきて良かったなというのが夫婦共通の感想です。


まだ一歩踏み出していない方は、

ぜひまずは小額からでも「やってみる」ことをお勧めします。


一歩踏み出すときには「どこで、だれに教わるか」も大切です。


おすすめサイト👇


投資の時間



もちろんご相談もお受けしております。

投資の話をするのは おもしろいですよ!


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


小峯洋子


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