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執筆者の写真洋子 小峯

第170号 年度末の「予算消化」にモヤモヤ

本日3月1日は、息子の卒業式でした。

式の後、各教室で卒業証書授与と一人ひとこと

イベントがありました。

その中で

「お父さん お母さん 入学金30万ありがとう!」



と言った子がいました。

一瞬ドッと笑いが起きましたが

保護者からは感嘆の声も。

各家庭、家計から大事なお金を

子どもの将来のために納める学費。

よりよい学びが提供されると期待を込めて

納めます。


年度末が近づくと毎年「予算消化」という言葉が

飛び交いますが、学校現場では、私たちが納める授業料は

本当に有効に活用されているのだろうか。


「予算消化」のプレッシャーの下で

必要のない支出していないですよね??


残額消化合わせで買った

大量の文具が使われずに山になっている風景を

ふと、想像してしまいました。

年度末間近に数字合わせに無駄に使い切るのではなく

効果的に必要なところに使ってほしいなあ

そう願うばかりです。


この「予算消化」という考え方は

家計ではありえないですよね。


自分のお金だったら、

最後余ったから買っちゃえ~ っ

てしないはずなのに

会社や公共事業では

使い切れ~ってことが起こる。


どうにかならないのかな?

単年度で消化しきるという考え方は仕方ないのか?

繰り越しが可能な制度って作れないのだろうか?

そんな疑問を持つ人は私だけではないだろうと思うのです。


調べてみると、様々な視点からの

「予算消化」についての記事を

見つけることができました。


おおむね、「問題が多い」という内容で、

さらには効果的な予算消化の方法として

自社製品をおすすめしているところもありました


個人レべルで疑問をもったところで

制度や法的規制があるのだから

簡単には変わらないし

仕方ない と頭ではわかっているのですが

このモヤモヤ感は毎年ぬぐえません。


せめて、自分の身の回りにある予算は

有効な使い道と、計画的な消化を

意識しておきたいなと考えています。

 

 

ところで

これって日本だけなの?

調べてみたら、アメリカも、欧州も、アジア諸国も多くの国で予算消化圧力があるそうです。

  

 

ついでに


国家の会計年度が4月から始まるのは日本だけ?

イギリス、インドが日本と同じ 4月スタート。


アメリカは10月スタート


だそうです。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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