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  • 執筆者の写真洋子 小峯

第137号 真珠の価格が高騰中



日本人女性なら、1つは持っていると言ってもいいのではないでしょうか。

真珠のネックレス。

冠婚葬祭 どんな場所でも着けていけるアクセサリーなので

親から子へ

受け継がれたり、人生の節目に贈ったりする習慣があります。


そして、今月6月の誕生石がこの真珠。

私は6月生まれなので、それにちなんで

誕生日にパールのアクセサリーを

買ったりいただいたり、そんな機会がありました・・・が

正直「地味」なジュエリーという印象で

6月の誕生石がパールなことを

ちょっと残念に思っていました。


なんせ私が若い頃はキラキラ、ジャラジャラが

全盛だったので。

今となっては 歳と共に落ち着いた雰囲気がマッチするようになって

愛用のアクセサリーです。


さて、日本人にとってのソウルジュエリー

真珠の価格が高騰しているそうです。


その理由を、日経新聞の記事を参考に3つ取り上げます。


1.アコヤ貝の大量死

真珠の養殖に使われるアコヤガイがウイルスの発生で大量死しているそうです。




2. 中国での人気

中国では赤サンゴが人気だそうですが、 それに続くターゲットになったのが日本の真珠のようです。


品質の良い真珠といえば、日本!と言われていますから

円安もあいまって中国だけでなく海外からの人気も高まっているようです。

日本を訪れる観光客が選ぶおみやげとしても、人気があるそうです。


3. SDGsの倫理観にマッチしているジュエリー

これは、意外な視点なのではないではないでしょうか。

どういうこと?

<二酸化炭素を吸収してくれる>

真珠が生成される段階で、大気から海中に溶け込んだ二酸化炭素を取り込む。

=貝は、二酸化炭素を減らしてくれる?!


SDGs 目標14:海の豊かさを守ろう「海洋資源を持続可能な形で利用

海のアコヤガイの生育環境が良くなってくれるといいですね。


<ゴミが出にくい>

製造してくれる(アコヤ)貝の、貝柱は食用にもなる。 貝殻も活用先がある(装飾品など)


<トレーサビリティに優れる>

このテーマは私がここでマネーブログの内容にするには壮大なので、 詳細が気になったらご自身で調べてみてください。

~真珠でいうトレーサビリティとは?~

日本の真珠は産地鑑定や加工過程の管理がしっかりされていて

追跡可能なことが価値、と私は解釈しました。


結局、いくらするの?


先にご紹介した日経新聞の記事のタイトルには

「3年で2倍」とあります。

ご自身で宝飾店店舗やネットで

お確かめください。m(_ _)m



母親から娘へのプレゼントとして選ばれてきた

「冠婚葬祭」どんな場でも使える真珠のアクセサリー。

嫁入り道具として渡すなら、やはり一定のランクのもの選びたい

と思うところですが

なかなか手が届かない価格になっていくのかもしれません。


私はお手頃価格の淡水パールや

いびつな形の二流品も、

好きですけれどね。


こんなパールアクセサリーも、素敵です。


PRTIMES 伊勢志摩の真珠がSDGsを目指す商品を商標登録へ


しっぽ付パール金魚真珠


新円にならなかった今まで捨てられていたパールを

視点を変えて 新たな価値に!

かわいらしいです。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


小峯洋子





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