<異次元の少子化対策>
という文字を見ない日は無いと感じるくらいのここ最近。
出産にかかるお金の支援が拡充されることになりました。
出産費用は産院が減少傾向と言われる中で、価格競争が働きにくく
上昇傾向でした。
医療的な部分が上昇し続けているほかに、
私の周りでは 無痛分娩を選ぶ人が増えているからじゃない?
という声も聞きます。
がんばったお母さんに
豪華な食事 🍽 やラグジュアリー✨なお部屋が準備されるといった部分も
その一因かもしれません。
食事も部屋も質素でいいから安くしてほしいと思っても
選択肢は少なく、高額な出産費用は悩みの種でした。
そんな悲痛な声に応える支援策がいくつか発表されました。
<新設の支援制度>2023年1月~
出産応援給付金
子育て応援給付金
つくば市:広報つくば2023年3月号にも掲載されています
<従来からある制度>
妊婦一般健康診査費用の助成 l https://www.city.tsukuba.lg.jp/kosodate/kosodate/boshihoken/1018703/1018704.html
出産育児一時金 ※2023年4月~増額です。42万円 ➡ 50万円
せっかく増額しても、産院の値上げも見込まれているため、余裕で足りる
ということことはなさそうです。
とはいえ、これほどの大幅増額は過去になく心強い支援になりそうです。
出産育児一時金に関連して驚きのデータが!。
出産費用の都道府県別比較では
【茨城県】は出産費用全国2位の高さ!(令和3年度)
平均値501,889円、中央値508,410円
50万円を超えているのは東京都、神奈川県、茨城県だけです。
中央値比較だと東京都に続いて2位です。
出典:厚生労働省 「出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について 」
他にも 出産手当金、育児休業給付金、手術や入院が必要になったときに医療費助成などがあります。
制度の一覧表: 公益財団法人 生命保険文化センター「出産から養育まで様々な支援制度」
先月、私の所属する
「お金とキャリアを考える『キッズ・マネー・ステーション』有志チーム」で
中学生向けキャリアデザインセミナーを4校11コマ 実施する機会をいただきました。
この授業は自治体の「少子化対策」の一環です。
少子化対策はお金の支援が大切なことはもちろんなのですが
家族っていいな、子供って愛おしいな と感じられる
心のありようの成長を支援することも大切だと
私たちのチームは考えました。
学校のHPでご紹介いただきました。
実施後に先生方からいただいた声に
少子化対策と聞いて、結婚したほうがいいとかそういう内容なのかと思っていたけれど、蓋を開けてみたら違っていて、前向きになれるような内容で、とても良かった
授業後の子ども達が、先生や後輩に聞いた内容を話している姿が見られた
などがありました。
子供達の回答したアンケート結果でも、未来に対する不安が
セミナー前よりかなり減り、ワクワク感が増えたことが
数字で現れました。
中学生の多感な時期にできる、少子化対策とは?
遠回しかもしれないけれど、
自分の将来に自信を持ち、楽しみになったら
結婚も出産も 楽しみになるはず!という私たちのコンセプトは
生徒にも、先生方にも受け止めていただけたようでした。
私自身も
1.「お金のおけいこ」でお金との付き合い方を学ぶレッスン
2.「7つの習慣J®」オンライン で なりたい自分になるための考え方の習慣
2つの柱で、ワクワクする未来づくりのお手伝いをしていきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
小峯洋子
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