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  • 執筆者の写真洋子 小峯

第95号 葬儀の準備 「縁起でもない!」なんて言わないで

葬儀についての直近の話題と言えば

  • エリザベス女王の国葬👑

  • 安倍元首相の国葬🗾


ついつい比較してしまう人は多いのではないでしょうか。


うちの小学6年生の娘👧も

ニュースを見ながら「国葬」について

一丁前に意見を述べてました。


イギリスらしい美しく整った葬儀の執り行いを見ていると

入念に準備がされていたのだろうということは想像できました。

女王自身も、沢山の参列者にその姿が見えるようにと

ガラス張りの車を準備するようにと言ったとも聞きました。


一般庶民であっても「葬式の話なんて縁起でもない」なんて言わずに

必ず来る自分の死と向き合い、その葬儀をどう行いたいかを

話し合っておきたいものだと、感じさせられました。



日本の葬儀事情について

ここ数年で大きく変わったと感じられている方は

多いと思います。


その中でもコロナに直結して起きた変化が沢山ありました。

✅家族が病室に入れなかった、死に目に立ち会えなかった。

✅火葬するときにウイルスが外に出ないようにと頑丈に包まれた遺体

✅葬儀で人が集まることができない。

✅リモート葬儀ライブ中継

✅リモート読経 等々

制限された中で今できる最大限

工夫した結果だったのだと思います。


私も

義父が亡くなり家族葬&リモート葬儀ライブ中継を経験しました。

伯父が亡くなりましたが、葬儀は極近い家族のみで行い、香典は辞退との連絡を受けました。


こうした変化は、

コロナ禍の間だけ仕方なく行われ、今後コロナが収束すれば

元通りというわけにはいかないようです。

もともとコロナ前も葬儀は縮小ぎみだったところに

コロナが拍車をかけてさらに縮小、

費用も減少傾向になっているようです。



ここでよぎるのは

小規模化で家族葬、費用も減少なら 準備を入念にしなくてもなんとかなるのでは?

という思い。


しかし私が思うに

そんな油断は禁物です。

少なくとも葬儀社数社とコンタクトをとり

どんなコースがあり、費用はいくらかかるのか

自分や家族が理想とする葬儀はできるのか

イメージしながら、候補を絞っておくことのがおすすめです。

自分だけでこっそり決めていても、家族と共有しておくことも大事です。


私も実父の葬儀準備を体験しました。

ガンでしたので、病状が悪化してきた頃には

覚悟して

近所の葬儀社2社の電話番号や葬儀コースと費用を調べておきました。

ただ、病状が悪化している人に「誰に知らせたい?」とか

直接聞けるものではありません。


本人はガンの告知を受けてからは

遺影の写真を夫婦で撮りに行ったり

日記帳に色々書き綴ったりしていましたから

母には、必要事項は伝えていたのでしょう。

そんな状態でも、いざ現実となると、あたふたしました。


元気で笑って過ごしているうちに

まるで結婚式場を決めるかのように

明るく楽しく 葬儀場巡り、案内状名簿作り、エンディングノート

葬儀のお礼のメッセージまで 準備できたら

理想的かもしれません。


この記事を書きながら

母と今まで話してきたことを

確認のためにもう一度話に行こうかなと

思えてきました。

ちょうど来週はお彼岸ですし、

エリザベス女王の葬儀きれいだったね~

なんて話を切り出せる チャンスです。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

はっぴーまねープランニング

小峯洋子



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