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執筆者の写真洋子 小峯

第140号 子供達のお金のトラブル 夏休みに要注意



うちの子も今日から夏休みが始まりました。

毎年のことながら

どう過ごすか! は楽しみでもあり、悩みの種でもあり。

皆さんもコロナ制限が無い今年の夏休みは

色々な体験をしたい させたい!気持ちが

高まっていることでしょう。


行動範囲も広がり、交友関係も広がり、ワクワク!

と、前向きな気持ちに水を差すようでなんですが

こうした高揚感とともに

お金のトラブルというのは起こりがちです。

親子で一緒にいられる時間が増えるこの機会に

お金のトラブルを防ぐ取り組みや学びにも

ぜひ時間をとってみてください。


<小学校低学年>

低学年のうちは、共働き世帯であれば学童に通わせたり

祖父母にみてもらったりと

大人の目が届く環境にあるでしょうから

大きなトラブルは避けられそう、と思いきゃ、

例えば、祖父母のスマホでゲームをやらせてもらって

知らぬ間に(もちろん原因はありますが)課金が起きていた。

ということもあるそうです。


参考:国民消費生活センター

「スマホを渡しただけなのに…」「家庭用ゲーム機でいつの間に…」子どものオンラインゲーム課金のトラブルを防ぐには?[2021年8月12日:公表]


<小学校高学年~中学生>

高学年になると、学童に入れない、塾の夏期講習に通う、部活に行く等

親の目が届かないところでの活動が増えます。


お昼は自分で買って食べてね などと

SuicaやPASMOのチャージ分で買う

ということも増えそうです。

「打ち出の小槌」カードにならないように、

ルールを決めておくといいですね。


友達同士の貸し借りやおごる、おごられ などのトラブルも

よく聞きます。


この年代はアナログな事件だけではなく、

スマホを起因としたデジタル系のトラブルもそれなりに増えてきます。

その中にはお金にまつわるものもあります。

スマホを子どもにスマホを持たせる年齢の

ボリュームゾーンは小学校6年生だそうです。

スマホ禁止してしまうのではなく、

親の目の届くうちに、

様々なトラブルの可能性を伝えていくには

いい年齢かもしれません。



中学生くらいまでの比較的少額のトラブルは、

今後に生かすいい経験にできる可能性もあります。

少額のうちに、小さなトラブルのうちに、未成年のうちに(法的保護がある)

大きなトラブル予防の練習ととらえることもできます。

親子で論理的に解決していけば、

その経験はきっと、今後独り立ちしていくときに

役に立つはずです。

感情的にならず、失敗を良い教材にできるかどうかは周りの大人次第です。


<高校生>

高校3年生の夏休みは、18歳の誕生日を迎えて、すでに成人になっている人もいます。

社会経験が少ないこの「成人」を狙ったトラブルに要注意です!

まさかうちの子が?! そうなる前に、

親子で事例だけでも目を通しておきましょう。

知っていれば「これってあの?」というカンが働く効果が見込めます。


わが家も18歳の受験生がいます。

「受験勉強で忙しいのにそんなことに時間を割けるかよ・・」

息子から返ってくる言葉の想像がつきます💦

「 知ってるよそんなの」 と言われることを覚悟で

夏休みだから話しておきたいことがあるよ。

と情報共有をしたいと思います。


参考:国民消費生活センター

狙われる!?18歳・19歳「金(かね)」と「美(び)」の消費者トラブルに気をつけて!

↑18歳成人になる前の集計ですが、契約解除がしにくい成人になったばかりの若年層が巻き込まれる傾向は同様ですので参考になると思います。



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<夏休み> お金を楽しみながら学ぶイベント開催です!

✅キッズ・マネー・ステーション 金融サミットページへ ⇒

8月19日(土)8月20日(日)東京会場

8月27日(日)大阪会場

9月3日(日)福岡会場

↑3会場のサミット参加は お子様(18歳未満)は無料です!

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


小峯洋子



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