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  • 執筆者の写真洋子 小峯

第20号 持ち家か?賃貸か?

日本では🌸の季節が大きな節目



独り立ちする学生さん

転勤に伴って引っ越されるご家族

新しい出会いと別れに伴って

住まいは変化していきます。


持ち家がいいのか
賃貸がいいのか

人生3大支出の一つ 住まいにかかるお金として

永遠のテーマかもしれません。


お金の面で比較して

オトクなのはどっちなのか という視点で見ると

“ほぼ同じ” と言われています。

もちろん、条件を極端に変えて比較すれば

偏る結論を出すことはできますし

逆にほぼ同じになるような条件にして比較している

 とも言えます。



若いうちは動きやすく賃貸で、

晩年は借りにくくなるから家を買う という考え方もあります。


なにより、お金の損得面だけ比較して家を決めるわけではありませんしね。


ただ、私個人としては、ここ数年で賃貸派に傾いています。


理由は、実家の売却の経験、暮らし方の新潮流です。


・実家の売却の経験


「かならず夫婦どちらかがおひとり様になる」

「いつまでも元気でひとり暮らしができるとは限らない」

「年老いてから家を維持するのは骨が折れる」


私の父はガンで10年前に他界しました。

遺された母は一人で一軒家を維持するのに疲れ、

脳血栓で入院してからは、一人で暮らしていく自信も無くなり、

私たち娘家族と同居してみましたが、生活リズムやスタイルが合わず

73歳で施設に住みたい・・・という決断を下しました。

一般的にはまだまだ若い年齢なのに。。。


実家は空き家になってしまったんです。


私は、もともと不動産や建築関連の会社で働いていたため

不動産売買に対する知識がある程度ありました。

相続が起きたとき後々面倒になる事情もあり

売却の手続きにとりかかりました。


2年かかって買い手がみつかったから良かったものの

空き家が余っている地方において、

売れないまま母に何か起きていたらと

持ち家の大きなデメリットを実感したのでした。


自分が住むのだから不便な場所でもいい と思いがちですが

所有するなら価値の上がる、流通が活発な場所を選ぶことが

子孫にとってはありがたいことかもしれません。


・暮らし方の新潮流

「コロナで地方移住の魅力が増した」

「リモートでできる仕事が増えた」 


いろんな暮らし方ができるようになりました。


私は20年くらい前に1年間シェアハウスで暮らしていました。

水回りは共同で、キッチンに集う面々はコロコロ変わり、

海外からの旅人も混ざっていました。

多様な人との出会いは、自分が見たことのない世界を知ることができ

とても刺激になりました。


そんな経験もあって、今注目しているサービスがあります。

「定額住み放題」 家のサブスク

旅するように暮らしながら

リモートでできる仕事で生活費を成り立たせることができたらと

若かりし日の記憶が呼び起こされます。



少々賃貸派に偏った紹介になってしまいましたが

資産としての不動産は、時代を超えて不変の力を持ち続けていることは

確かでしょう。


コロナ後の暮らしで、皆さんは持ち家派ですか?賃貸派ですか?


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

ご感想などお送りいただけると励みになります!(^^)/


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